カテゴリー: 国語の気まぐれ話

(100)順徳院(じゅんとくいん)

こんにちは、教室長のこうちです。

 

今日から、少し雨予報が多くなりますね。

 

もう梅雨に入るのでしょうか?

なんだか早い気もしますが・・・皐月晴れはどこへやら?

 

 

さて、本日で、百人一首が最後になります!!!

記念すべき最後の一首は・・・

 

(100)順徳院

【ももしきや 古き軒端の しのぶにも なほあまりある むかしなりけり】

鎌倉時代・・・武士の時代が始まろうとしているとき

武士が勢力を拡大させ、権力を我が物にしているさまを

やはり貴族は気に入りません。

 

貴族勢力の復活を!!と戦いを挑んだのが、

1222年 承久の乱

 

皇族をはじめとした貴族たちが、鎌倉幕府に戦いを挑んだのです。

 

しかし、身内に裏切り者が出たために

貴族勢力は負け、皇族は島流しの刑になりました。

 

この歌を詠んだ順徳院も例外ではありません。

 

 

都では、貴族の勢力が傾き、

比叡山の僧兵たちが大暴れ。

 

その後幕府では、第3代将軍源実朝が殺されました。

 

 

「はあ・・・大変な世の中になったものだ・・・

こんな島にもしのび草が生えているではないか。

昔のことをしのんでくれているのか・・・・」

 

そうして、皇族が栄えていたときのことを思い出しながら作ったのが

この歌なのです。

 

 

「宮中の古びた屋根に生えているしのぶ草を見ると、

昔の皇族が繁栄していた時代をしのんでもしのびきれない。

やはり昔のことなのだなあ・・・」

 

 

自分より年上の人がよく

「私が学生だったときは・・・」や「俺らが若いときは・・・・」などを

口にすることが多いのですが、それはこういう気持ちのときなのでしょう。

 

自分の全盛期、つまり一番楽しかったときと比べ、今は大変だと思うのです。

 

さらに、自慢も少しは入っていると思いますが、

年下の人たちに、少しでも楽しんでもらいたい!

後悔してほしくない!という気持ちがあるのでしょう。

 

私も、学生時代が終わり、

どんどん過去が美化されているように感じます。

 

迷惑にならないように気をつけます。

 

 

 

 

来週からは、テスト2週間前!

ゴールデンウィークが終わり、学校がない暇な時間が終わりを告げました!

 

あっという間に、テストが近づいてきています!

部活もない今、勉強・・・していますか?

 

大丈夫?

心配です!

 

最近は、授業終わりに先生を捕まえて

理科や社会を聞いている子も見受けられます。

 

とっても、勉強に前向きですばらしいと思います!

 

この調子で、どんどん勉強していきましょう!

 

 

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(99)後鳥羽院(ごとばいん)

こんにちは、教室長のこうちです。

 

本日は、晴れ!

お日様が当たっているところは、もう夏の日のような暑さです!

 

朝晩との温度差がありますので、

服装での温度調節を気にしてみてくださいね!

 

 

さて、残り2つになりました。

 

 

(99)後鳥羽院

【人も愛し 人も恨めし 味気なく 世を思ふゆゑに もの思ふ身は】

後鳥羽上皇といえば、鎌倉幕府に納得がいかず、

貴族側武士を集めて、鎌倉幕府に戦いを挑んだ最後の上皇ともいえます。

 

そのとき、鎌倉幕府は誕生して間もなく

とても力が強く、勢いもおりました。

 

廃れかけている貴族側武士は、歯が立たず、負けてしまいます。

 

 

謀反を起こした主要貴族たちは、

打ち首や切腹、島流しなどで罰せられました。

 

後鳥羽上皇は、謀反を起こしましたが上皇という身分であったので

殺されずに、島流しになりました。

 

流された先は、隠岐島(島根県)です。

 

流された島で、ふと今までを振り返ったときに

思いついたのが、この歌なのです。

 

 

「人間をいとおしくも、うらめしくも思ったりしてしまう。

こんなつまらない世の中だと思うのに、悩んでしまうのだよ、この私は。」

 

生きていく中で、一番悩みの種となるのは、人間関係だと思います。

 

友達との関係がうまくいかない、恋人とのすれ違いが・・・などたくさんあるでしょう。

 

逆に、親友がいたから学生生活がとても楽しかった!

恋人がいたから、毎日がとても幸せ!など嬉しいこともたくさんあります。

 

後鳥羽上皇も島で、都であった楽しい出来事や悩んだ日々を思い出したのでしょう。

 

 

GWが終わりました!

今年は、どこにも行けずに過ごしたGWでした。

 

勉強がはかどったんではないでしょうか?笑

 

ゴロゴロしただけのGWでしたか?

 

これから、梅雨の時期になりまたじめじめとした時期が続きますが、

コロナに負けず、がんばりましょう!

 

 

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(98)従二位家隆(じゅうにいいえたか)

こんにちは、教室長のこうちです。

 

本日は、とてもいいお天気ですが、風がとっても強いですね・・・

帽子などを吹き飛ばされないように気をつけてくださいね!

 

 

さて、百人一首もゴールが近づいてきました!

(98)従二位家隆

【風そよぐ ならの小川の夕暮れは みそぎ夏の しるしなりける】

日本の暦は、新暦で昔は違う暦で、

1年が回っていたというのを、ご存知でしょうか?

 

日本には四季があり、現在はなんとなく

3月~5月が春

6月~8月が夏

9月~11月が秋

12月~2月が冬

と体感的に思っていると思います。

 

しかし、この頃は暦で四季が決まっていたました。

1~3月が春

4~6月が夏

7~9月が秋

10~12月が冬

でした。

 

ちょうど今の感覚と、1ヶ月ほどずれがある状態です。

 

数字で見ると、「え!そんな違うの?!」と思うかもしれませんが、

現在の8月が当時の7月だったので、時期としては変わりません。

 

しかも、この暦通りに行事を行い、

その次の日から季節が変わるとされていたのです。

 

その一つが、六月祓(みなづきばらえ)です。

これは、1~6月までの穢れを祓い、残りの半年を過ごしましょうという行事です。

 

この六月祓を行った次の日から秋とされていました。

京都の上賀茂神社で行われていました。

 

内容は、藁などで大きな輪を作り、鳥居の真ん中に置き

その中をくぐると祓いが完了というものです。

 

その他にも、自分の分身である形代(紙でできた人型)を

川に流して、禊を行うことなどもしているそうです。

 

 

なぜ、こんなに暦や行事に対して説明しているのかというと、

今回の歌の内容に関係あるからです。

 

この歌は、家隆が天皇の后になるために、嫁入りしてきた竴子の

嫁入り道具のひとつの屏風に記した歌なのです。

 

お雛様であるように、嫁入り道具はたくさんありますが、

屏風もその一つで、竴子が持ってきた屏風は1年の行事が書いてあるものでした。

 

その屏風に、和歌を書いてほしいとお願いされた家隆は、

夏の終わりに行う六月祓が書かれているところに、この歌を記したのです。

 

 

「風がそよそよと音を立てて吹き、楢の木も御手洗川のあたりの夕暮れも

すっかり秋の気配がただよっている。六月祓のみ、まだ夏のしるしなのだなあ。」

 

 

ならの小川とは、奈良のことではなく、

上賀茂神社の近くを流れる御手洗川(みたらしがわ)のことだそうです。

 

歌を詠んだだけでは、奈良のことかな?と思ったのですが、

この頃は、まだ大和国でしたから、奈良の地名はありませんね・・・

 

 

 

ゴールデンウィークが始まります!

今年は、どの娯楽施設や商業施設も休業で遊びに行くことができません。

 

しかも、コロナの影響がかなり拡大されているので

外に出るのもなんだか心配・・・・という気持ちになりますね。

 

そんなとき、家でしっかりと勉強して

友達よりも一歩先へ進みましょう!

 

ウィルビーの生徒の中には、「せっかく勉強できるのに・・・」と

ウィルビーのGW休校を惜しんでいる子もいました。

 

とても良い姿勢ですね。

 

勉強する環境が整っているところでしか勉強できないという子も多いのですが、

これを機に、ぜひ家でも勉強できるような環境を模索してほしいと思っています。

 

ゆっくりでよいので、自分に合ったやり方を見つけていきましょう!

 

 

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(97)権中納言定家(ごんちゅうなごんていか)

こんにちは、教室長のこうちです。

 

もう少しでゴールデンウィーク!

しかし、今年はコロナの影響でどこにも遊びに行けなさそうですね。

 

日に日に増えている感染者数。

 

対策はきちんとしますが、あまり神経質にならないように気をつけてくださいね。

 

 

本日の一首は・・・

(97)権中納言定家

【来ぬ人を まつ帆の浦の 夕なぎに やくや藻塩の 身もこがれつつ】

この歌は、定家が若い海人さんの気持ちになりきって作った歌です。

 

海人として働いている若い女性がおりました。

 

彼女には、愛する恋人がおりましたが、

恋人は遠く出稼ぎに出ていて、なかなか会えず帰ってもきません。

 

毎日、毎日、彼の帰りを待つ彼女。

 

しかし、毎日の仕事は延々と続きます。

 

海に入ったり、魚をおろしたり・・・・

 

そんな中、一番恋人のことを考えてしまうのは、

風がなく、山も海も落ち着いている夕凪の時間でしょうか。

 

この時間は、風がなく、塩を作るための海藻を焼くのにちょうどよいのです。

 

海藻の様子を見ながら、焼く時間・・・

 

波の音と火の爆ぜる音がただただ響き、

彼女はどうしても彼のことを考えてしまうのでした。

 

 

そんな彼女の心を歌ったのが、この歌です。

 

「全く帰ってくる気配がない恋人を松帆浦で待つ私は、

塩を作るために焼く海藻のように、あなたに恋焦がれているのです。」

 

 

 

権中納言定家は、この小倉百人一首を選首した一人でもあります。

 

権中納言定家ことより、藤原定家は、和歌の名家に生まれ、

自分の代でも大いに和歌を発展させました。

 

多くの名歌を作った中で、この歌を百人一首に入れたということは、

よほど思い入れがあったのでしょう。

 

 

 

 

意気消沈のゴールデンウィーク

今回で、何度目かになる緊急事態宣言ですが、

今まで以上に厳しいルールとともに、スタートされました。

 

百貨店をはじめとした商業施設が休業になり、

ゴールデンウィークは、どこにも遊びにいけない状態となります。

 

部活の試合等もなくなり、子どもたちにとっては迷惑きわまりない話でしょう。

 

しかも、撒き散らしているのが大人という

目にも当てられない状態となっています。

 

公園は、連日人であふれかえり、

どこでその元気を発散していいのやら・・・

 

偉い人の前だけええ格好して、

人のことを考えれず、迷惑ばっかりかけるような大人には、

ほんまにならんといてくださいね。

 

今のテレビなどで見る大人を反面教師にして

健やかに育っていってください。

 

 

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(96)入道前太政大臣(にゅうどうさきのだいじょうだいじん)

こんにちは、教室長のこうちです。

 

最近は、昼間は暑く、朝晩は寒いという春らしい天気となってきました。

空気の匂いも、春らしくなってきて、

まもなく4月も終わりを向かえようとしています。

 

 

さて、本日の一首は・・・

(96)入道前太政大臣

【花さそふ 嵐の庭の 雪ならで ふりゆくものは 我が身なりけり】

 

入道前太政大臣こと、藤原公経は、平安時代が終わりに近づき

鎌倉時代が始まろうというときの貴族政治の真っ只中におりました。

 

貴族側では、どうにか源氏を倒そうと、計画を企てているところでした。

 

藤原公経は貴族でありながら、源頼朝と親戚関係あたる女性を妻として迎えておりました。

そのため、貴族側にばかりつくわけではなく、

源氏側にも配慮した行動をする必要がありました。

 

承久の乱

 

鎌倉幕府が誕生し、政治の中心が鎌倉に移動し始めたとき

京都の貴族側が、自分たちのほうへ政権を戻そうと起こした戦いです。

 

そのとき、藤原公経はどちら側につくか、かなり迷いました。

 

自分は、貴族であるので立場上貴族側につくのが当たり前です。

しかし、藤原公経は源頼朝と親戚関係にあたる妻がいるので、

貴族側についてしまうと、妻ともども命の危険性もあります。

 

悩んだ末、藤原公経は源氏側につくことに決めました。

 

貴族側の計画をすぐさま源氏に知らせに馬を走らせます。

 

その計画を知った源氏は、瞬く間に貴族側への対策を立て

見事勝利することができました。

 

この勝利は、藤原公経のおかげだということで

藤原公経は太政大臣にまで出世しました。

 

 

藤原公経は、出世しお金にも余裕が出てきたので

京都に山荘を作ることにしました。

 

名前を西園寺と言います。

 

これを建てたとき、季節は春。

 

庭を見ると、強い風に吹かれ桜が舞い散っています。

 

これを見た藤原公経が詠んだ歌が、これなのです。

 

「桜の花が散るのを誘うように、強い風が吹く庭は、まるで雪が降っているようだ。

しかし、本当に古っていくのは私の老いなのだなあ。」

 

 

このとき建てられた西園寺は、

その後、足利義満が受け継ぎ、金閣寺となったそうです。

 

関西に住んでいながら、まだ金閣寺・銀閣寺は見たことがないんですよね。

 

春も心地よいですし、機会があれば見に行ってみたいと思います。

 

 

 

 

4月はいかがだったでしょうか?

新学期が始まり、新しい生活が始まり、とてもバタバタとした4月だったのではないでしょうか?

 

中学校では、部活が決まり、

少しずつ生活リズムが定まってきます。

 

小学校では、給食が始まり、じっと授業を受けるという初めてのことに

なかなか我慢できない子も多いのではないでしょうか?

 

高校では、距離感がまだわからない友達との緊張感や

難易度が上がる勉強に戸惑いが多かったりもしたのではないでしょうか?

 

あと1週間、学校に行ってしまえば

待ちに待ったゴールデンウィーク!

 

今年は、緊急事態宣言も発動され、どこにも行くことはできませんが、

家でゆっくり過ごすだけでも、緊張が緩み、リラックスできるのではないでしょうか?

 

一番、GWを待ちに待っているのは私かもしれませんが・・・笑

 

早くGW来ないかな~!笑

 

 

 

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(95)前大僧正慈円(さきのだいそうじょうじえん)

こんにちは、教室長のこうちです。

 

 

本日は、雨。

土日の部活もなくなり、みなさんはどのように休日を過ごされているのでしょうか?

 

楽しく工夫して過ごしてくれていることを願います。

 

 

さて、本日の一首は・・・

(95)前大僧正慈円

【おほけなく うき世の民に おほふかな わが立つ杣に 墨染の袖】

鎌倉時代は、貴族中心の社会から武士中心の社会に変わりつつある時代。

 

さらに、武士の中でも源氏と平氏という二大勢力が争っていた時代でもあります。

 

この源氏と平氏は、どちらが強いかで争いを続けに続け、

日本の各地で争いが起こり、たくさんの人が死んだ時代でもありました。

 

都でも、平氏が攻めてきたり源氏が攻めてきたりと

安心する暇もありません。

 

攻めてくるたびに、貴族の女性や子どもも一緒に死んでいくのです。

 

 

そんな中、前大僧正慈円は11歳で比叡山に入り、14歳で出家。

仏教の道を歩んでいっていたのです。

 

もともと父は、関白の位についていたので

都に呼び出されることもしばしば。

 

僧侶の中でも、かなり高い位についていたようです。

 

今回も、源氏や平氏が攻めてきて都はてんやわんや!

貴族は、命からがら逃げていきます。

 

逃げる道中では、逃げ切れなかった人たちがバタバタと倒れています。

(ああ、ひどい世の中になったものだ・・・)

 

前大僧正慈円は、目の前に広がる光景を見ながら

決意したことを歌にしたのです。

 

「私のようなものが申し上げるのは身分不相応かもしれませんが、

この世の中の悲しみと苦しみをもつ人たちを私の黒で染まった袖で、覆って差し上げましょう。

比叡の山に住み始めた私が、幸せを願って。」

 

 

新型コロナウイルスが全世界に広がり、

現在もたくさんの人が苦しい状況下にいます。

 

最後には神頼み!として、アマビエが流行ったりもしました。

 

このときも、たくさんの人が死んでいく光景を見て

前大僧正慈円も何かしなくては!と強い気持ちを持ったのでしょう。

 

本当は早くこの状況が終わればと思っています。

 

 

 

4月も半分過ぎました!

学校が始まった!と思ったら、4月も後半に差し掛かります。

少しでも馴染めましたか?

 

馴染めてないよ~って人もまだまだ始まったばかり!

焦らず、ひとつひとつこなしていきましょう。

 

進級した人は、もともと環境には慣れています。

今だからこそ、自分の勉強レベルをアップできる時期!

 

早め早めの取り組みで、一歩先へ進みましょう!

 

 

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(94)参議雅経(さんぎまさつね)

こんにちは、教室長のこうちです。

 

本日は、雨予報・・・のはずが少し晴れ間も見えますね。

 

この時期は、天気が変わりやすいですからね。

風も強いので、外出するときは気をつけてくださいね。

 

 

さて、本日の一首は・・・

(94)参議雅経

【み吉野の 山の秋風 小夜更けて ふるさと寒く 衣うつなり】

 

参議雅経は出身は、蹴鞠で有名な名家でした。

 

子どものときから蹴鞠に触れ、大人になるにつれ才能を発揮!

蹴鞠のプレイヤーとしても有名でした。

 

 

そんな参議雅経は、もう一つ才能を発揮したのが、和歌でした。

 

和歌でも有名になった参議雅経は、

源頼朝にも認められ、親交を深める仲になったのです。

 

和歌でも才能を発揮した参議雅経は、

有名になりあるとき、歌会に誘われました。

 

その歌会は、ある貴族のプライベートで開催され、

難題がいくつか用意されていました。

 

その中でも、ことさら難題だったのが、

「衣をうつ心」というテーマです。

 

 

「あら、とても難しいお題ね~」

「う~ん、思いつかないなあ・・・」

 

参加していた人たちが、悩んでいた中

参議雅経は、「う~ん」と考えたあと、スラスラとこの歌を作ったそうです。

 

 

「吉野の地に山から秋風が吹いている。

夜も更けてきて、かつて都であったここは、なんとも寒々しく

衣をたたく音だけが聞こえてくることだ。」

 

 

百人一首も、気づけば平安時代を過ぎ、鎌倉時代まで来ましたね。

 

平安時代は貴族が権力を持ち、力をふるっていた時代でしたが、

鎌倉時代になり、武力で権力を勝ち取る時代に変わりました。

 

その中でも変わらずに残っていたのが、文化です。

 

新しい文化はもちろん誕生していましたが、

和歌など古くからある文化は、変わらず残り続けていました。

 

将軍にも武力だけではなく、教養として和歌を学んだりということもしていたました。

 

現在でも、形は変わりましたが派生して

俳句や川柳、短歌や詩などがあります。

 

グローバル化は進んでいますが、古来からある日本限定のものは

残していきたいものです。

 

 

給食が始まり、本格的な学校生活!

今週から、授業時間が5時間や6時間になり、

中学生は部活が始まり、慣れないハードな生活を楽しんでいるのではないでしょうか?

 

塾でも、授業中とても眠たそうにしている生徒がちらほらいます。

(もちろん、授業が終わるまでがんばってもらいますけどね!)

 

さらに、低気圧や季節の変わり目で体調を崩しやすい時期でもあります。

 

無理はせず、しっかり休めるときは休んで

学校生活を全力で楽しめるようにしてくださいね!

 

 

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(93)鎌倉右大臣(かまくらのうだいじん)

こんにちは、教室長のこうちです。

 

春も真っ只中になり、雨もよく降るようになってきました。

これでは、いつのまにか夏になってしまいそうですね。

 

 

さて、百人一首も終わりに近づいてきました。

(93)鎌倉右大臣

【世の中は 常にもがもな 渚こぐ あまの小舟の 綱手かなしも】

 

鎌倉右大臣こと、源実朝は、

12歳で、鎌倉幕府の第3代将軍になります。

 

しかし、実権を握っていたのは、北条義時でしたので

お飾りだけの将軍でした。

 

お飾りだけで、進んで行く政治。

正直、自分はいてもいなくてもよいのでは・・・?と

孤独に感じることが多々あったのでした。

 

そんな中、気持ちを紛らわすために

藤原定家に歌を学び始めました。

 

実朝は、歌の中でも万葉集に心惹かれ、

自然をメインとした雄大な歌を作ることにしました。

 

朝の歌の才能は、すばらしく評価も高く、

天才と呼ばれることもありました。

 

 

実朝が20代になったとき、政治のこともわかり始め、

将軍としてこの世の心配をしたときに、歌ったのがこの歌なのです。

 

「今生きているこの世の中は、いつまでも変わらないでいてほしいのです。

波打ち際で、漁師が船を綱で引いていく当たり前の情景も、なんだか切なく感じてしまうのです。」

 

 

実朝は、このあと28歳のとき

甥に刺されて死んでしまいます。

 

天才は早死にするといいますが、

歴史を紐解くと本当にそんな気がします。

 

現在を見ても、今まで当たり前だったことができなくなってしまっています。

 

あたり前のことは、日常になり、感謝に気づきにくくなりますが、

こうやって生活できているだけでも、日々感謝していかなければなりません。

 

 

〈〈〈3月9日〉〉〉

さて、何の日付だと思いますか?

 

これは今年度の公立入試の試験日です。

 

新学年になり、いきなりこれかよ・・・と思うかもしれませんが、

目標をしっかりと持ち、計画を立て、実行していく。

これは社会に出たときにとても大切になってきます。

 

社会に出て、働くだけではありません。

 

遊びに行くときなどでも、目的地を決め、持ち物や行き方などの計画を決め、実際に行く。

行った先でも、予想外のことが起こるかもしれません。

 

そんなとき、どのように対応するべきかなどにも関わってきます。

 

今までそんなことをしたことがない人も

これは練習すれば身につけることができるスキルです。

 

これを機に、考えてみてくださいね!

 

個別指導ウィルビーでは、中学3年生の入会締め切りを

7月31日までとさせていただきます。

 

まだ、塾探し中です!という人は

できるだけ早めに決めてくださいね!

 

 

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(92)二条院讃岐(にじょういんのさぬき)

こんにちは、教室長のこうちです。

 

連日きれいな晴れが続いてますね。

風も強いですが、これだけ晴れると心も晴れやかな気分になります。

 

残念ながら、土日の部活動はなくなってしまいましたが、

その分、他で発散させる方法を考えましょう!

 

 

さて、本日の一首は・・・

(92)二条院讃岐

【我が袖は 潮干に見えぬ 沖の石の 人こそ知らね かはく間もなし】

 

二条院讃岐は、侍女と出かける用事がありました。

 

帰りがけ、海が近いので波打ち際まで行ってみることに。

 

そこは、とても穏やかな海で、海の中まで延々と砂浜が続いています。

 

 

「このあたりにはあまり石がないですね~」

 

「そうですね。干潮になっても全く石が見当たりません。

しかし、沖のほうにはきっとあるのでしょう・・・」

 

「それはどういう意味で・・・?」

 

侍女が聞いたあと、二条院讃岐は返事の代わりに

歌で返事をしたのでした。

 

「私の袖は、干潮になっても見えない沖にある石のように

人には知られず、あの人を思う恋心で、乾く間もなく濡れてしまうのです。」

 

 

その後、この歌は有名になり、

二条院讃岐は、「沖の石の讃岐」と呼ばれるようになったそうです。

 

 

今回も本歌取りの歌になります。

本歌は、有名な和泉式部の

【わが袖は 水の下なる 石なれや 人に知られで かわく間もなし】

です。

 

和泉式部は、水の下にある石と見えるものに思いを寄せて作りましたが、

二条院讃岐は、見えない沖の石に思いを寄せたとして、高く評価されました。

 

他にもさまざまな代表作を残し、出家したそうです。

 

 

新学期最初の1週間が終わりました!

 

新しいクラスはいかがだったでしょうか?

 

新しい校舎はいかがでしたか?

 

ドキドキワクワクで始まった1週間も

ようやく一息をつきました。

 

現在、土日は部活がありませんので、

ゆっくり休めますね。

 

来週からは、本格的に授業が始まるでしょう。

今までと違った雰囲気に違和感を覚えるかもしれません。

 

しかし、徐々に慣れてきます。

 

今まで経験したことがないこともあると思います。

 

毎日楽しみに過ごしてくださいね!

 

 

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(91)後京極摂政前太政大臣(ごきょうごくせっしょうさきのだいじょうだいじん)

こんにちは、教室長のこうちです。

 

学校がついに始まりました!

久しぶりの学校はいかがですか?

 

新入生は、新しい校舎をどう感じたでしょうか?

いつもとは違う日常をこれからどんどん楽しんでいってくださいね!

 

 

 

 

さて、本日の一首は・・・

(91)後京極摂政前太政大臣

【きりぎりす 鳴くや 霜夜の さむしろに 衣かたしき ひとりかも寝む】

 

前回に引き続き、これも本歌取りの歌となります。

 

今回は、2つの歌の本歌取りをしておりますので、

その本歌も見ていきましょう!

 

①【さむしろに 衣かたしき 今宵もや 我を待つらむ 宇治の橋姫】

昔は、枕がなく自分の着物の袖を枕代わりとして寝ることが普通だったようです。

 

「寝床に自分の着物の袖だけを敷いて、今夜も私を待つのだろうか、宇治の橋姫は。」

 

京都に宇治橋という橋があり、そこの守り神として橋姫がおりました。

 

橋姫は、比喩で遠距離恋愛で、なかなか会えない心境を

詠んだのではないかとされています。

 

 

②【あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の 長々し夜を ひとりかも寝む】

これは、だいぶ前にブログにも書きました。

 

結ばれることのない人に恋をしてしまった柿本人麻呂が

その人を思いながら、ひとりさびしく夜を過ごす歌です。

 

 

この歌を作ったとき、後京極摂政前太政大臣の妻が

亡くなってしまったそうです。

 

今までは2人で仲良く眠りについていたのに、

これからはさびしい夜を過ごさなくてはいけません。

 

10代の頃から歌人として有名であった後京極摂政前太政大臣は

①②の歌を本歌として、奥さんとの夜を思い出しながら、作ったのではないでしょうか?

 

「こおろぎが鳴く霜が降るほどの寒い夜に、

自分の着物だけで枕をつくり、ひとりさびしく寝るのだろうか。」

 

さびしい夜にも、本歌取りで歌を作ってしまうとは、

さすがエリート!といいたくなります。

 

この奥さんのことをとても大切にしていたのか、

後京極摂政前太政大臣は、38歳にして急死してしまうのです。

 

天国で仲良く2人で寝ることができていればいいですね。

 

 

 

まだまだ学校は始まったばかり!

学校が始まり、2,3日が経ちました!

 

まだ新しいクラスに慣れず、戸惑うことが多いと思います。

 

新入生のみなさんは、新しい友達作りに必死ではないでしょうか?

 

今は環境に慣れることが最優先です!

 

私も高校1年生のとき、友達がゼロでスタートし、

朝から「行きたくない」と泣きながら、家を出た記憶があります笑

 

そのあと、無事友達もでき、親友もでき、

今ではいい思い出です笑

 

今は大変でも、あのときはなぜあんなにしんどかったんだろう?と

思えるほど、楽しくなってくると思いますので、今だけがんばってくださいね!

 

 

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