百人一首(26)貞信公(ていしんこう)
こんにちは、教室長のこうちです。
今週で梅雨が最後!と天気予報ではいっていますね。
梅雨が明ければ、本格的な夏っ!
今も陽射しは十分きついですが、
日焼け対策もきちんとして、元気に学校へ行きましょう!
さて、本日の一首は・・・
(26)貞信公
【小倉山 峰の紅葉葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ】
小倉山とは、京都にある山のこと。
みゆきとは、行幸と書き、天皇が訪れられること。
貞信公、またの名を藤原忠平といいます。
彼は、関白太政大臣を務め、上皇とともに
京都の小倉山に紅葉狩りをしに来ていました。
その年の紅葉は、たいそうきれいで、
すぐに枯れてしまうのがもったいないくらいです。
上皇が、「この紅葉を持って帰り、わが子に見せたいものだな」と
残念がっているとき、貞信公が紅葉に和歌を投げかけたのです。
「小倉山の紅葉よ、そなたに意思があるのならば、
せめてもう一度だけ、天皇が訪れられることを待ってはくれないか・・・」
懇願するかのような問いかけなので、
よほど紅葉がきれいだったのでしょう。
この瞬間をみてほしい!という想いは、誰にでもあるものです。
今は、写真がありますが、昔は、絵のみでしたので
こうして和歌にして伝えたりもしたのでしょうか。
7月も後半戦!
コロナ休校が明け、あっというまに1ヶ月が経ちました。
まだ学校に慣れていない人もいるかもしれませんが、
これからは夏の暑さとの対決です!
夏バテ対策をきっちりした上で、
勉強や部活に励んでいきましょう!
豊中市/小曽根・高川・豊南・浜地区 地域密着型塾
ほめる・寄り添う・つきっきり!
個別指導ウィルビー ( will be )